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学年副主任によるメッセージリレー④

2020年 5月21日

学年副主任によるメッセージリレー④

本日は中学校副主任、渡瀬先生からメッセージ!

勝冶先生からバトンを引き継ぎ、今日は先生から中学生の皆さんへ。

皆さんは、食料自給率という言葉を知っていますか?
食料自給率とは、ふだん私たちが食べているものが、どれだけ日本国内で作られているかの割合のことをいいます。

では実際に、日本の食料自給率はどのくらいだと思いますか?
平成30年度の農林水産省の統計を見ると、カロリーベースで37%となっており、実は日本の食料自給率は先進国の中でも低い方になっています。

そのような日本において、毎年のようにほぼ100%の自給率を記録し続けている農作物があります。一体それが何か分かりますか?
数ある農作物の中でも、ほとんどの人が口にしたことがあって、知らない人はいないであろうもの・・・

そう、ずばり正解は、“米”です。
中には、「ご飯よりパン!」という人がいるかもしれませんが、日本人と米とのつながりは、パンとは比べ物にならないくらい深いです。

日本人と米との出会いは、およそ3000年ほど前。色々な説がありますが、縄文時代に中国から米作り(=稲作)が伝わってきたとされています。そして、だんだん各地へ米作りが広まっていき、それ以降、米は権力の象徴となり税として集められ、米(農地=領土)の奪い合いがそのまま日本の歴史を作ってきました。詳しくは、これから学習する、もしくはすでに学習した歴史の授業で確認してください。

さて、これほど深く日本の生活や歴史に根づいている米なんですが・・・
実は、
そもそも、
日本で育てるのには、
「不向きな」作物なんです!

本来、米(=稲)は熱帯気候の作物。温帯気候で、さらに山が多くて田んぼをつくる平地が少ない日本列島は、決して米を育てるのに恵まれているとは言えませんでした。中でも、今でこそ“米どころ”と言われている東北地方や、米の“生産量国内2位”を誇る北海道は、気温が低く、特に米づくりに向かない環境でした。そのような中で、長年の「努力」と「チャレンジ」を続けることよってその環境に「対応」し、環境を「克服」してきた結果、日本は今日のような稲作国家となったのです。

今現在、皆さんの置かれている環境は、決して良いものとは言えないでしょう。でも場合によっては、悪条件が大きな成長や成功のきっかけになることもあるかもしれません。そう、日本の米作りのように。
大事なことは、環境に「対応」し「克服」するための「努力」と「チャレンジ」だと、先生は思います。

皆さんが学校に通いたくてたまらないように、先生も授業したい気持ちがあふれすぎていて、今回はこのような話をさせてもらいました。
休校明け、もっともっと多くのことを皆さんに伝えていきたいと思います。クラスや授業で皆さんと会えることを楽しみにしています。それでは!

学年主任・副主任によるメッセージリレーは以上となります。
休校明け元気に登校できるよう、生徒の皆さんは引き続き健康に気をつけて、計画的な学習に励んでください。

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